2005.09.10 イングランド建築調査8日目! ケンブリッジほどの大都市になれば見所もさぞかしたくさんあるのでしょうが、 時間の都合で、今回見学したのはここキングス・カレッジ・チャペルのみ。 ここまでにもいくつか見てきましたが、やはりファン・ヴォールトの代表作といえばここです。 芝生の明るい緑色が、まぶしいほどです。 さすがはイギリス!
続いて、ケンブリッジと比肩する大学都市オックスフォードへ。 今回オックスフォードで是非とも見たかったのが写真のオックスフォード大学博物館(自然史博物館)。 この建築は、19世紀イギリスのゴシック・リヴァイヴァル運動の、理論的・精神的な指導者であった ジョン・ラスキンが深く関わった建築として知られています。 1854年に行われたコンペでディーン&ウッドワード事務所の案が選ばれ、1860年に完成したこの建築の中心的な空間は、 この «glazed courtyard» (ガラスの中庭)。 鋳鉄と錬鉄による細い支柱、アーチ、ガラス屋根からなる、当時の新素材によるゴシック建築になっています。 錬鉄でデザインされた柱頭。 本来、石材で作られる柱頭彫刻を、まったく異なる金属という素材で再現することで ゴシック建築の精神までも、ここに宿らせることに成功したのではないかという気がしてしまいます。 この日は予定ではこの後、ロンドン郊外のキュー・ガーデン(植物園)と ゴシック・リヴァイヴァルの名作ストロベリー・ヒルを見学に行く予定でしたが まったく時間が足りず、仕方なくカンタベリーに直行しました。 ストロベリー・ヒルは土曜日のみ見学可能だったので、わざわざこの日が土曜日になるように予定を組んでいたのですが 仕方がないので、また改めてロンドンに行こうと心に誓ったのでした。 (後日訪れたロンドン編はこちら) ところが、この9月の下旬からストロベリー・ヒルは本格的な修復工事に入ってしまい、 一般公開されるのは2006年5月とのこと。 この日、予定通り行っていれば・・・ 全体マップへ England Photo Gallery 9日目へ
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