le café du commerce





今日は平日にしては珍しくカフェで昼食。写真はパリ15区のコメルス(商業)通りにあるカフェ・デュ・コメルスです。中央が大きく吹き抜けになっている3層の構成で、トップには可動式のガラス屋根が乗っています。恐ろしくよく晴れた今日はガラス屋根が脇に寄せられ、直接青空がのぞいていました。




30度を超えた今日の天気では、直射日光を浴びながらのランチはちょっと厳しいほどですが、吹き抜けの周りにジャングルのように観葉植物を配する空間は、確かに魅力的です。




カフェ・デュ・コメルスのHP によると、この建築はもともとは織物屋と住居からなる3層の建築で、それが1922年からレストランとして営業を開始したとのこと。その後も変遷を繰り返し、1988年に全体的なリノベーションを経て、現在のカフェ・デュ・コメルスとなったとのことです。僕としては、この3層吹き抜けの構成がどの段階でできたのかを知りたいところですが。




舞台のような大袈裟な空間構成と、ヨーロッパ風の室内装飾(あたりまえか)が、日本で好きだったモンスーン・カフェやラ・ボエームを彷彿とさせます。料理はとても美味しく、ランチは比較的リーズナブル。お勧めです。

Posted: 火 - 6月 21, 2005 at 06:51 午前          


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