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街粧う
Pentax *istD + JUPITER-9 85mm/f2
「山粧う」(これで山よそおう、と読むのですね)というのは秋の季語だそうですが、街に訪れた秋はどう表現するのでしょう。最近、ここで紹介する写真が夜景ばかりでワンパターンになりつつありますが、ここのところ昼間はほとんど家にこもっているため、あまりご紹介する写真がありません。というわけで、今日は近所に買い物に出かけたときに少し昼間の写真を撮ってきました。うちの前の通りの街路樹で秋をどこまで表現できるでしょうか。
Pentax *istD + JUPITER-9 85mm/f2
まずは黄色く色づいた街路樹から。この黒い枝と黄色い葉のコントラストが、パリの秋の色という気がします。
Pentax *istD + JUPITER-9 85mm/f2
こちらは、少し赤みがかった色合い。今日もまたロシア・レンズで撮ったのですが、背景のボケがちょっとうるさすぎるでしょうか。問題は、この楓のような葉っぱが何かということ。
Pentax *istD + JUPITER-9 85mm/f2
この楓のような木には、イガグリに似た実がなります。ネットで調べてみると、この実はマロニエの実によく似ているんですね。マロニエには栗に似た実がなって、古くはこれでマロングラッセを作っていたとか。ところが「これがマロニエの樹です」と画像付きで紹介してくれているHPを見ると、明らかに葉っぱの形状が違います。マロニエは日本ではトチノキと呼ばれるらしいのですが、もしかすると日本のトチノキとパリのマロニエの葉っぱは、形が違うのかもしれません。マロニエといえばパリを代表する街路樹。それなのに名前は知っていても、どれがマロニエの樹かわからないというのは、我ながら風流じゃないですね。
Posted: 水 - 11月 17, 2004 at 12:28 午前
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