パリ13区、自転車散策



Pentax *istD + DA16-45mm

我が家からパリの東端のセーヌ川沿いにあるフランス国立図書館まで行くには、13区と14区という2つの区を横断することになります。自転車で行くと、これがかなりきつい・・・。バスと競争しながらバス通りを行くのが最短距離ではあるのですが、もうすっかり見慣れてしまった退屈な風景が延々と続き、アップダウンもあるため、精神的にも肉体的にも疲労してしまいます。そこでこの日は、図書館への道すがら、気分転換をかねていつもと違うルートを彷徨ってみました。ここは、パリ13区の古い町並みを残すButte aux Cailles(ウズラの丘)のはずれ、プティット・アルザス(Petite Alsace)です。


Pentax *istD + DA16-45mm

中庭をアルザス風のハーフティンバーの家々が囲む構成。中庭には入れなかったので、実際の雰囲気はわかりませんが、眺め見た感じでは小綺麗すぎてテーマパークのような印象も受けました。


Pentax *istD + DA16-45mm

ビュット・オ・カイユ界隈は、石畳の古い町並みを残していて、とても雰囲気のあるところ。とくにビュット・オ・カイユ通りにはカフェやビストロも建ち並び、活気がありました。左岸のモンマルトルと言ったら言い過ぎでしょうか。


Pentax *istD + DA16-45mm

ただ、ビュット・オ・カイユを東に向かっていくと、突如、前方にそびえ立つ高層ビル群が目に飛び込んできます。このギャップは何ともしがたいもの・・・


Pentax *istD + DA16-45mm

明るいうちに図書館での作業が終わったので、帰り道にはル・コルビュジエの救世軍宿泊施設へ。


Pentax *istD + DA16-45mm

夕日ですっかり逆光となってしまいましたが、このシャープなエッジの部分は迫力がありました。

Posted: 水 - 3月 15, 2006 at 09:02 午後          


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