遠客到来その2




今日は久々にサン=ドニに行ってきました。ゴシック建築の誕生の瞬間を目の当たりにできるこのサン=ドニの周歩廊は、何度訪れても飽きることがありません。ゴシックという新しい様式を生み出した修道院長シュジェールと、実際にこの現場を指揮したその名が知られていない建築工匠は、いったいどのようにゴシックを生み出したのか、僕の研究の原点は結局のところ、そこにあります。


ヴォールトが細い柱で軽々と支えられ、壁面はすべて光の面で埋め尽くされている、という状況を写真に撮りたかったのですが、カメラのISOの設定が800になっていて妙な粒状感が出てしまいました。三脚を使った意味がありません・・・


ここで登場したのが、川向研の川村君。なかなかいい表情でサン=ドニを味わっているようです。


せっかくなのでもう1枚記念撮影を。

彼の旅はまだあと2ヶ月ほど続くそうです。気を付けて、そしてよい旅を!

Posted: 土 - 10月 9, 2004 at 05:52 午前          


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