セヴィリャの理髪師





今日は久々にオペラ鑑賞に行ってきました。残念ながら今回もオペラ・ガルニエではなく、オペラ・バスチーユ。とはいえ、この「セヴィリャの理髪師」は楽しみにしていた演目です。小学生の時に音楽の授業で「セヴィリャの理髪師」の序曲を演奏したのが、僕の最初にして唯一のクラシック体験だったというわけで。
舞台セットはかなり凝っていて、ストーリーもわかりやすくとても楽しめました。写真にすると模型のように見えますが・・・なかでも主人公(?)の理髪師フィガロは歌も演技も圧倒的でした。




ちょっと最近イスラム世界へのエクスカージョンを考えているため、こういうシーンを見ているとますます気持ちが高揚してしまいます。ちなみにこのシーン、部屋が奥に向かって狭まっていく台形平面になっているのは奥行きを感じさせる遠近法かと思いきや、途中で右側の壁(バルコニーになっている)が内側に回転してきて、部屋の中とバルコニーの外の庭とを同時に見せるという工夫もありました。舞台セットも色々おもしろいですね。

Posted: 金 - 1月 21, 2005 at 08:46 午前          


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