L.ベッソン、白黒写真、そして街灯



Pentax *istD + TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR

久々の更新です。年明けから新しいことに取り組んでいて、なかなかblog/HPの更新に手が回りませんでした。本日、日付を遡って、年末年始の出来事もアップしました。


Pentax *istD + TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR

今日の写真は(これも10日ほど前に撮ったものですが)、お正月に見たリュック・ベッソンの新作映画«ANGEL-A»に影響されたもの。ベッソンが撮ったモノクロのパリは驚くほど新鮮で綺麗でした。さっそく影響されて白黒写真を撮りたくなったのですが、写真は結局、デジカメ画像をPhotoShopで加工したものです。


Pentax *istD + TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR

そして、これらの写真は映画«ANGEL-A»の、重要な舞台となっているアレクサンドル3世橋。白黒にすると実物とはずいぶん印象が代わります。映画を見れば、きっとこの橋に行きたくなるはず。


Pentax *istD + TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR

ところで最近、ずっと探し求めていたシャルル・マルヴィル(1816-c.1878)という19世紀の写真家の写真集を、ようやく入手しました。マルヴィルはパリ市の嘱託で当時のパリを写真で記録していった写真家。ほとんどまったくと言っていいほど人間が写っていない建築や都市の写真を見ていると、これこそ「建築写真」の原点という気がしてきます。


Pentax *istD + TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR

マルヴィルは当時のパリの街角を飾る重要なオブジェとして、多くの街灯を撮影しているのですが、これを見ていると白黒で街灯を撮影するのもいいなぁ、という気がしてきます。

Posted: 月 - 1月 16, 2006 at 03:19 午前          


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