文化財の日 その1



Pentax *istD + DA16-45mm

この週末は「文化財の日」(journées européennes du patrimoine)。これは1984年にフランスで、「(歴史的文化財の)扉が開く日」(la Journée Portes Ouvertes dans les monuments historiques)として始められたもので、今ではヨーロッパの48の国が参加するイベントになっているとのことです。毎年9月の第3ウィークエンドに開催。普段は非公開のモニュメントが公開されていたり、普段は有料で公開されているところが無料公開されていたりします。


Pentax *istD + DA16-45mm

と、こんな風に書くとさぞかし滅多に見られないところに行ってきたように聞こえますが、写真はなんのことはない、パリのパンテオンです(大ドームの真下には有名なフーコーの振り子が設置されています)。今日の昼過ぎにこの情報を知って、慌ただしくフランス文化省のホームページでパリ市内で見られるところを探した結果、僕が計画したのはH・ラブルースト巡り。旧国立図書館とサント=ジュヌヴィエーヴ図書館です。サント=ジュヌヴィエーヴ図書館は普段から公開されていますが、図書館はなかなか撮影しにくい雰囲気があるので、こういう機会に写真を撮っておこうと考えたわけです。旧国立図書館の方は明日のみ公開ということなので、自転車をとばしてサント=ジュヌヴィエーヴ図書館に向かいました。


Pentax *istD + DA16-45mm

ところが、図書館について「写真を撮りたいんだけど」と言うと、「文化財の日は明日だけだよ」と言われ、あっさり追い返されてしまいました。普段から図書館としては公開されているところなので、HPには詳しい情報が出ていなかったということのようです。急いで出てきたので他の情報はまったくなく、仕方ないので、図書館の隣にあるパンテオン(今日は無料公開)の写真を撮って帰ってきたというわけでした。そんなわけで明日は、改めてH・ラブルースト巡りをしてくる予定。いい写真が撮れるといいのですが・・・

ちなみに、パンテオンの正面の軸線上にエッフェル塔があるということを初めて知りました。

Posted: 日 - 9月 19, 2004 at 04:26 午前          


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