パリ6区ヴォージラール通りから



Pentax *istD + DA16-45mm

僕の住んでいるパリ15区からパリの中心部へと向かう幹線道路に、ヴォージラール通りという道があります。自転車で出かける場合、パリの中心に向かうこの道はとても便利で、僕のメインのサイクリング・コースとなっています。この道、パリ15区からパリ6区へと入り、リュクサンブール宮(元老院/フランス国会上院)の北側を抜けてソルボンヌにぶつかったところで終わるのですが、ちょうどリュクサンブール宮の前を通っているとき、いつも脇に魅力的な小道が目に入ります。今日はそれらの小道をご紹介。まず1枚目はフェルー通り(rue Férou)。この道の写真を撮っていると、通りかかった男性が「あっちの道はもっと綺麗だぞ!最高の写真が撮れるぞ!」と教えてくれました。わかってます。僕もそっちが一番の狙いですから。


Pentax *istD + DA16-45mm

などいう会話を載せてしまうと、逆に期待はずれになってしまいそうな写真ですが、こちらが通りがかりのフランス人もお勧めのセルヴァンドニ通り(rue Servandoni)。ちょっとインパクトが弱いので、大きめの写真をフォトギャラリー の方にも載せておきました。


Pentax *istD + DA16-45mm

続いてギャランシエール通り(rue Garancière)。


Pentax *istD + DA16-45mm

同じギャランシエール通りを広角で撮るとこんな感じになります。公道を建築がまたぐこの形式は、デパートの渡り廊下のようですが、歴史を遡るとどこまでいくんだろうと考えながら今日のところは素通り。


Pentax *istD + DA16-45mm

続いてトゥールノン通り(rue de Tournon)。リュクサンブール宮にほぼ正面からぶつかるこの道は、宮殿に近づくにつれて道幅が広くなっていきます。すなわち、宮殿を背にしてこの道を見ると、どんどん道がすぼまっていくためにパースペクティブが強調された不思議な見え方をするわけです。


Pentax *istD + DA16-45mm

最後はヴォージラール通りの突き当たりに面するソルボンヌのチャペル。ちなみに僕の所属もソルボンヌですが、研究室はこことは別のパリ2区にあるため、こちらの有名なソルボンヌには入ったことがありません。今度、内部を見学に行ってみます。

Posted: 水 - 6月 1, 2005 at 06:18 午前          


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