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昨日はブリュッセルに行ってきました
Pentax *istD + DA16-45mm
先週末以来、家にこもって研究活動に没頭していたため(?!)、Life in Parisに載せる写真も話題もなく更新が滞っていましたが、昨日は久々に遠出してきました。
日帰りベルギー旅行!完全に観光モードです。唯一、僕の研究テーマであるゴシック建築と関連づけるとすれば、1枚目の写真にあるブリュッセル市庁舎がゴシック様式による世俗建築の代表作の一つであるということくらいでしょう。むしろ個人的には、アール・ヌーヴォーの建築家ヴィクトール・オルタの自邸が一番の楽しみでした。
Pentax *istD + DA16-45mm
残念ながらオルタ自邸(現オルタ美術館)は世界遺産に指定されたことと関係するのかわかりませんが、著作権関係が非常に厳しくなっていて、内部の写真撮影は厳禁。クロークで荷物をすべて預けてから館内を見学するという徹底ぶりのため、撮影はあきらめました。小さいカメラを持って行っても良かったのですが、むしろ写真を撮らずに建築を体感することに集中しました。オルタは想像していた以上に、すぐれた「建築家」ですね。アール・ヌーヴォーの装飾はもちろんですが、それ以上に中心の螺旋階段を核とした空間構成が非常にうまいことに驚きました。
オルタに限らず、ブリュッセルを歩いているとアール・ヌーヴォーの町であることを強く感じます。ちょっと入っただけのカフェでも、アール・ヌーヴォーの世界を満喫できます。
Pentax *istD + DA16-45mm
ブリュッセルの旧市街の中心広場であるグラン・プラスは想像していたよりも小さいものでした。このスケール感がいいのかもしれません。写真はかつて皇帝の政庁となっていた「王の家」。ブリュッセル市民のシンボル的存在である市庁舎(写真1枚目)と向かい合って立っています。
Pentax *istD + DA16-45mm
グラン・プラスにはゴディヴァやノイハウスなど高級チョコレート店が軒を列ねています。「初ブリュッセル+日帰り」ということで、有名な観光地を巡っただけの1日でしたが、フランスとはまた違った雰囲気があって楽しい旅行でした。
不思議だったのは言葉の問題。ベルギーはフランス語とオランダ語が公用語となっていて、それは主に地域で分かれているわけですが、ブリュッセルは2言語併用地域。こちらがフランス語で話しかければ、まず問題なくコミュニケーションがとれます。しかし、初対面のブリュッセル人同士は、まず何語で話しかけるのでしょう?
Posted: 木 - 11月 11, 2004 at 05:39 午前
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