エタンプふたたび



Pentax *istD + DA16-45mm

先月、 エタンプの初期ゴシック建築の見学に行った際に、中に入れなかったサン=マルタン教会堂。日曜日の午後は入ることができるということで、再度チャレンジしてきました。


Pentax *istD + DA16-45mm

ようやく入ることのできた聖堂内では、おそらく近所に住むご婦人とおぼしき女性二人が楽器と歌の練習をしていました。一人はクラリネット、一人はファルセットでユニゾン。石造の教会堂の音響効果はすばらしいもので、僕も音楽を楽しみながら、内部を隅々まで見学&撮影してきました。ちなみに2枚目の写真は教会堂内、一番奥のチャペル。1枚目の写真で大きく突き出している部分です。天井の彩色の美しさに目を奪われてしまいました。


Pentax *istD + DA16-45mm

ゴシック建築の天井彩色でしばしば見られる、群青色の背景に金色で無数の星を描く天井画ですが、ここではそれに植物文様を組み合わせているのが特徴的。ちなみに写真では点にしか見えない星は、アステリスク(*)に近い形状です。昨日のエントリー では8角の星形模様が出てきましたが、中世ヨーロッパでは星といえば6本棒の星となるわけです。五芒星ではないというのがポイント。

Posted: 月 - 6月 20, 2005 at 05:54 午前          


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