決鉋( G.VEITCH Birmingham製)
明治11年以前より工部大学校博物場(Museum)に陳列していた西洋の大工道具一式。
縦挽鋸(Hand Saw)、決(しゃくり)鉋(Dado Grooving Plane)、モールディング鉋、手錐(Gimlet)、
自在かね(Bavel Square)、罫引(Marking Gauge)など、
約300点のうち、大半をG.VEITCH Birmingham製が占める。
明治19年に工科大学所蔵となり、明治21年の本郷への移転後、造家学科(現在の建築学専攻)に引き継がれた。