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                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
3日目の朝はグラナダのアルハンブラ宮殿の見学からスタート。
宮殿の見学コースは、ヘネラリッフェと呼ばれるこの離宮から始まります。


                                   Pentax MZ-3 + CZJ FLEKTOGON 20mm/f2.8
噴水を多用した美しい庭園で、
典型的なスペイン・イスラム建築の庭園です。



                                    Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
離宮からアルハンブラの王宮を望む。
写真右下の、少し小さめの屋根が林立しているあたりが
イスラム王朝(ナスル朝)の王宮。



                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
イスラム王朝の旧王宮の隣に、キリスト教徒の皇帝カルロス5世が建てさせたのが
こちらの、カルロス5世宮殿。
典型的なルネサンス様式によるデザインで、
正方形に近い四角形の建築の中央に巨大な円形の中庭が置かれるという不思議な構成。


                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
アルハンブラ宮殿のなかでは、この建築は明らかに異物ですが、
それでも、旧王宮を破壊せずに保護したカルロス5世には感謝すべきかもしれません。


                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
つぎは、いよいよナスル町時代の旧王宮へ
まず最初はメスアール宮と呼ばれる部分の入り口。




                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
こちらはメスアールの中庭
正面はメスアール宮に続くコマレス宮のファサード。




                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
王座の間あるいは大使の間と呼ばれる、天井の高い豪華な空間。
外観はコマレスの塔と呼ばれる矩形の塔になっています。



                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
コマレスの塔を望む、アラヤネスの中庭。
アルハンブラ宮殿のなかでも、もっとも有名な空間といえるでしょう。
美しい左右対称のシンメトリーが、池に写ることでいっそう強調されています。



                                       Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
同じアラヤネスの中庭を反対側から見たところ。
南側の柱廊も北側と同様シンメトリーを形作っていたはずですが、
その背後に後からつくられた巨大なカルロス5世の宮殿が、
シンメトリーを破壊しています。



                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
コマレス宮に続くライオン宮は、
有名なライオンの中庭(獅子のパティオ)を中心とする空間。
白い大理石の細い柱が、驚くほど繊細な建築を作り上げています。



                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
中庭の中心にある12塔のライオンに支えられた、ライオンの噴水。



                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
中庭の全景。



                                Pentax MZ-3 + CZJ FLEKTOGON 20mm/f2.8
王宮を出たところには、もう一つ美しいモニュメントが。
貴婦人の塔と呼ばれる展望楼。




                                Pentax MZ-3 + CZJ FLEKTOGON 20mm/f2.8
小高い丘の上に立つアルハンブラ宮殿ですが、丘の下には川が流れ、
反対河岸の緩斜面には、アルバイシン地区と呼ばれる、
アルハンブラよりもさらに古い集落が、いまもその基本構造を残したまま広がっています。



                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
アルバイシン地区の広場。
白壁の家々が立ち並ぶ、斜面の曲がりくねった細い路地を歩いていくと、
ときどきパッと視界が開ける、そんな広場には人があふれています。



                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
イースター休暇で訪れたと思われる観光客の皆さんもたくさんくつろいでいます、


                                 Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
アルバイシンの丘から眼下に広がるグラナダの街を見下ろす。




                                     Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
グラナダではもう一つ、サン=ヘロニモ修道院を見学。
ゴシックとルネサンスの影響を受けた、圧倒的な装飾の世界。



                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
天井を支えるリブの隙間の一つ一つにまで装飾が凝らされ、
見るものを圧倒します 。



                                  Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
教会堂のなかには、セマナ・サンタのプロセシオンに出発する準備をしている最中の
マリア像を乗せたパゾが安置されていました。

                               


                                       Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
準備をしていた少年たちの好意で、
祭りの行列を眺めているだけでは、なかなか見ることのできない
マリア像のディテールをじっくりと見せてもらいました。



                              Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
美しい刺繍の施されたマリア像のマント。
よく見ると1881年という年代が刺繍されています。



                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
サン=ヘロニモ修道院の中庭から見た回廊と教会堂。


       


                                 Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
グラナダの見学後は、鉄道で再びセビリヤに戻ってきました。
目指すは、初日に見学できなかったセビリヤ大聖堂。
この日も、セマナ・サンタのお祭りのために、
大聖堂見学は限られたわずかな時間しかありませんでしたが、
スペイン・ゴシックの代表的な大聖堂の一つを見学できてラッキーでした。



                                 Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
15世紀に建設された大聖堂は、コルドバの大聖堂と同じく
モスクの敷地のなかに建設されたもの。
しかしセビリヤでは、モスクの名残は中庭と塔だけとなっています。



                                 Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
こちらが、オレンジの気が立ち並ぶ中庭から見上げたヒラルダの塔。
12世紀に建設されたこの塔は、マラケシュのクトゥビア、ラバトと並んで
アルモアーデ朝の3大塔の一つだそうです。



                                 Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
塔の途中から中庭を見下ろす。
オレンジの木が規則正しく並んでいます。


                                 Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
塔の上から大聖堂の屋根の上を見下ろしたところ。
フランスのゴシック建築では石造のヴォールトの上に木造の屋根がかかりますが、
ここでは屋根はかかっておらず、石造のヴォールトが露出しているのが特徴的。




                               Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
中世においては、ヨーロッパ世界よりもアラビア世界の方が建築技術が高かったといわれますが
ヒラルダの塔のなかで、それを実感しました。
12世紀といえば、フランスでは初期ゴシック建築が次々に建てられていた時代です。
しかしその時代に、このような背の高い塔の内部に作られたのは狭い螺旋階段だけでした。
同じ時代にイスラム教徒たちが、スロープを使ったこれほど堅牢な内部を作っていたというのは
ゴシック建築を見慣れた僕にとっては衝撃的でした。




                                 Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
最後は、セビリヤの旧市街を散策。
彼らは祭に向かう人々でしょうか。



                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
旧ユダヤ人街を中心とするサンタ・クルス地区は、
コルドバやグラナダのアルバイシンの丘で見たのと同じ
白壁の家々が立ち並ぶ、曲がりくねった路地裏空間で構成され、
そこにBarやCafeが軒を連ねていました。



                               Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
当てもなく、ぶらぶらと彷徨うだけでも楽しいところです。


                                Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
アンダルシア旅行の最終日となったこの日は、
キリストが処刑された聖金曜日 。
セマナ・サンタの行列もひときわ盛り上がるだろうと期待していたのですが、
残念なことに雨のため、この夜の行列は中止になってしまいました。



                               Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
大聖堂前に設けられた、無人の観覧席。



                                  Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL
最後に大聖堂の夜景を目に焼き付けて、アンダルシア旅行は終了しました。


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