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![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL ここからは、マラケシュで見学した建築の紹介。 まずは、かつてのモスク附属学校だったメデルサ・ベン・ユセフ。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL ベン・ユセフという名のモスクに併設されている学校(メデルサ)ということのようです。 壮麗なファサードは存在せず、曲がりくねった小道に架けられた2つのアーチの間に 入り口の扉がひっそりと口を開けています。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL 外部に対しては特別立派なファサードを作らず、 内部に豪華なパティオを設けるのが地中海アラブ建築らしいところです。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL パティオの奥にある礼拝堂空間。 左手奥にある鍵穴のようなアーチが、メッカの方角を示すミフラーブになります。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL 2階の小窓からパティオを見たところ。 壁面が、驚くほど繊細な彫刻で埋め尽くされていることがよくわかります。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL 2階に上ると、パティオを囲むようにして長い廊下が巡らされていました。 廊下には窓はなく、その代わりに間隔をあけて、 写真のような明かり取りのためのトップライトの吹き抜けが作られています。 1階の廊下にも、ここから採光できるようになっています。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL 1階の廊下からトップライトを見上げたところ。 2階の吹き抜けに巡らされた木製の手すりが、アジアの建築を思い起こさせます。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL 廊下に面して設けられた学業のための小部屋。 現在は観光地化しているので、これは雰囲気を出すために小道具を再現したものと思われます。 これもまた、アジア的なインテリアですが、床の上に置かれた絨毯と銀のチャイ・セットが ここがマラケシュであることを主張しています。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL 続いて、19世紀のお屋敷を改築したマラケシュ美術館。 この巨大パティオには、テントのような屋根が架けられ 銅製の宇宙船のような巨大ランプが吊られていました。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL パティオの中央には3つの水盤が並べられています。 その周りの床にあしらわれたタイルも、とても綺麗でした。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL こちらは、クッバ・バーディイン。 いにしえのモスク・ベン・ユセフの付属施設で、マラケシュ最古の12世紀の遺構。 20世紀に発掘され、復元されたものです。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL 内部のドームは中世のイスラム建築の技術と華やかさを表現しています。 中世イスラム建築のドームとしては、コルドバの大モスクのそれが有名ですが、 装飾的なリブで支えられていることがあり、 ゴシック建築のリブ・ヴォールトの起源の一つとして挙げられることがあります。 このドームにはリブらしきデザインは見られませんでした。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL 続いて19世紀末に建設されたバヒア宮。 バヒアとは「美」の意味だそうです。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL いくつもの棟からなる宮殿建築のはざまには、大小様々なパティオが配されています。 このパティオには南国の植物が生い茂り、小さなパラダイスが作り出されていました。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL さすがに「美」の宮殿と言うだけのことはあって、 美しく装飾された広間がたくさんありました。 タイルの細かい模様と、繊細な彫刻、さらには 木造の天井に施された彩色など、ありとあらゆる装飾が見られます。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL 上の写真で、広間への入り口となっているアーチの内側の彫刻。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL マラケシュの旧市街は、現在も残る城壁で囲まれているため、 市内に入るためには写真のような門をくぐることになります。 そのような門のうち、建築的にもっとも有名なのがこのアグノウ門。 訪れたのが夕方だったため、門の下部が影になってしまい残念。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL アグノウ門の前からタクシーに乗って訪れた、メナラ離宮。 巨大な貯水池と、それに面してひっそりと立つ離宮が きわめてフォトジェニックです。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL メナラ離宮の貯水池と夕焼け。 ![]() Pentax *istD + Pentax DA 16-45mm/f4ED AL 旧市街を囲む城壁の外に作られたマラケシュの新市街は フランスがこの地を植民地化したときに作られた、近代都市計画的な街路からなる街で 地図を見ると、まさに「オスマン的」な直線と放射状のプランでできていることがわかります。 新市街を見る時間はあまりなかったので、この写真が典型的な街路かどうかはわかりませんが・・・ ![]() Pentax *istD + TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR 最後は、日帰りエクスカージョンで出かけた マラケシュの南に広がる山岳地帯の写真。 山の斜面にベルベル人の集落が形成されています。 ![]() Pentax *istD + TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR 外観は殺風景な住宅に見えますが、 内側にはすばらしく魅力的な中庭が設けられています。 中庭の周りに各部屋が配される構成のようですが、 斜面に作られた住宅であるため、随所に段差が生じ、 それがまた、空間のアクセントになっていました。 ![]() Pentax *istD + TAMRON AF18-200mm F/3.5-6.3 XR お宅にお邪魔して、ミントティーをご馳走になったところ。 オリーブオイルを付けて食べた、自家製の焼きたてのパンも絶品でした。 最新のフォトギャラリーはこちら。 |
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