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                                Pentax *istD + DA 16-45mm(トリミング)
2005.5.8
モン=サン=ミッシェルに行ってきました。
約8年ぶりの訪問。


                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
島の周縁部には比較的背の低い建物(ホテル・レストラン・土産物屋)が立て込み、
中心部には、切り立った崖のように、かつての修道院の建物がそびえ立っています。


                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
島に入ったらら、まずは階段で最上階のテラスまで登ります。


                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
ここが頂上のテラス。そこには教会堂が建っています。
下から見上げて想像していたものに比べると、思ったよりも規模の小さいことに驚かされます。


                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
岩盤の上に垂直に屹立する建築群。
3次元の迷路のように複雑な空間構成は、
図面と照らし合わせながらじっくり見て回らない限り、なかなか把握できません。

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                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
テラスから見下ろした、島と対岸の陸をつなぐ道。
かつてはこのようなアスファルトで舗装した道がなかったために、
 満ち潮になるとこの道も完全に海に沈んだそうですが、
現在は完全に陸続きになってしまっています。
かつての環境を取り戻すために、この道路を壊して吊り橋にする計画もあるのですが
いまだ、そのための工事は始まっていません。


                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
この日は干潮で、遠くの島まで歩いていく人々が見られました。
古い時代には、モン=サン=ミッシェルに渡る、同じような風景が見られたのでしょう。
満潮になるときには一気に潮が満ちてくるため、
潮に飲まれて命を落とした巡礼者も多かったと聞いていたので、
こんな風景を見ると、羨ましい反面、不安に駆られてしまいます。


                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
こちらが教会堂内部。内陣はフランボワイヤン・ゴシック。



                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
一方、身廊はトンネル・ヴォールト状のカマボコ型木造天井。
ゴシック時代に改築された内陣に比べると天井の高さが低いロマネスク様式。
屋上テラスから見えるのは、この部分のファサードとなるため、規模が小さく感じるわけです。
このページの1,2枚目の遠景写真を見ると、
右手に見えるゴシックの屋根と左手のロマネスクの屋根の高さの差が、
よくわかると思います。


                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
こちらは教会堂の脇に設置された回廊。
中世の修道院建築では、このような回廊は一般的ですが、
岩山の上というこの特異な地形で、これほど美しい回廊を実現したのは驚くべきことです。
これこそ天国にもっとも近いパラダイスか、天空の城ラピュタか、と妄想の翼が広がっていきそう。


                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
この回廊の美しさを際だたせているのが、中庭を囲むアーケードの列柱。
ほっそりとしたモノリスの円柱が二重に並べられています。
さらにそのアーチが交互になるように、内側と外側の列柱が半スパンずつずらして並べられることで
すばらしいリズム感を作り出しています。




                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
回廊の壁の1面には巨大な開口が設けられ、そこからは遙か眼下に海を見下ろすことができます。
この窓からの風景が、否応なしに、
ここが天上のパラダイスであることを再認識させてくれるわけです。


                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
回廊の隣の大食堂。
教会堂の身廊と同じ木造天井。


                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
モン=サン=ミッシェルの建築見学はさらに続いて、
この巨大な複合建築の内部を、下へ下へとくだって行くことになります。
普通の教会堂なら地下へと降りていく感覚ですが、ここではまだまだ遙か上空の建築。
写真は大食堂の真下に位置する宿坊(salle des hotes)


                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
全体に細く軽快な円柱が多いモン=サン=ミッシェルの中では異例な
巨大な円柱が並ぶのは、教会堂の内陣の真下に当たるクリプト(地下祭室)。
上階のゴシック建築を支えるにはこのくらい巨大な支柱が必要になるというわけです。
ちなみにこのクリプトの下は、岩山の岩盤そのものとなります。



                                      Pentax *istD + DA 16-45mm
こちらは回廊の真下に当たる騎士の間。
林立する円柱が、石でつくられた森といった空間を作り出しています。     


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